派遣社員はボーナスはないが正社員より強い理由

Workstyle

派遣社員のボーナスってないよね?給料は時給で出るから正社員はあるけど派遣社員にはないからつらいよね・・・?

そんな疑問に回答します。

本記事の内容

  • 派遣社員のITエンジニアのボーナスはなくても十分高い【月給に含まれている】
  • 派遣社員のITエンジニアのボーナスは出るときがあるが要注意【実質損するかも】

私も正社員でボーナスをもらった時期や派遣社員でボーナスがなかった時期がありますので実体験を元にお話しします。

現在はフリーランスです。正社員、派遣社員、契約社員、フリーランスを経ていますので、どこかに気を使った発言ではありません。

派遣社員のITエンジニアのボーナスはなくても十分高い【月給に含まれている】

結論から言いますとボーナスがなくても正社員の給料を上まわっています。

ITエンジニアとしての派遣社員の状態は他の一般的な事務作業などの派遣社員より圧倒的にスキルへの価格が載っているんです。

  ⇒派遣社員の給料は結構稼げる(ITエンジニア編)
  ⇒派遣社員としてITエンジニアが働くのはアリ【かなり優位】

ボーナスがないと言っても純粋に計算してもボーナス分が12か月に分散されて乗せられていると考えてもいいくらいの金額です。

正社員の給料というのは、

給料+賞与(ボーナス)

という構造になっておりますが、会社の仕組み的には結局のところ正社員への支払いになるので、社員に渡さず会社で貯めている所がほとんどです。(中にはボーナスのために借り入れしている所もありますが)

つまり正社員の給料はボーナス12分割を毎月の給料から引かれて預けられてると考える事ができます。

しかもボーナスと言えば50万?80万?または100万?のイメージがありますけれど、そんな金額は大企業の一部で、ほとんどの企業はボーナスなんて大した金額じゃありません。

さらに悲しい事にこの賞与は会社が払う義務がありません。

景気が悪くなったとか、社員の成績が悪いとかそんなあいまいな理由ですぐにカットされてしまう物です。

それなら最初から分散してもらってるほうがいいじゃないか?

その通りです。その分散してもらっているのが派遣社員です。

そんな分散してもらっているなんて制度じゃない、とかそういう意見もありますが、制度と実情は違います。

雇い主の懐は結局出ていくお金なんで、社員にボーナスを渡そうと思ったら追加ではなくボーナスを払える給料設定に下げているのが実情です。

正社員は辞める時にボーナスがもらえない可能性がある

世の中お金のやりとりはお金を持っている側が強いです。

お金を払う側はお金を持っている間は強いです。それまでお金をもらう側は立場が弱いです。

反対にお金をもらう側はお金をもらった瞬間から相手よりも強くなれます。(時と場合によりますが。)

これは商取引の間では普通の事なんですが、お金をもらう側はお金を払ってもらうまで、払う人の言う事をそれなりに聞かないと、払ってもらえないリスクを抱えます。

例えば、ボーナス前に「ボーナスもらった後の○月に辞めたいです」と言ったとしましょう。

雇い主は「辞めるの?また人探ししないと、求人広告も出さないと。お金かかるなあ・・・」と考えます。

そうなると「辞めるのは仕方ないけど、うちの社内規定の△△に期間が満たしてないからボーナスはでないよ。」と

何かのルールを利用して払わないようにする事は多いです。

ぶっちゃけ、ほとんどの会社のルールは、できるだけ社員にお金を払わないようなシステムにできています。

そうなったら本来もらえるべき給料の一部であったボーナスがもらえず言わば泣き寝入りになってしまう事も多いはずです。

こんな事ならボーナスもらってからバックレればよかった。と考える人もそりゃ減りません。

派遣社員のITエンジニアよりも正社員のほうがボーナスでもリスクが高い

  • 派遣社員は月の分に実質ボーナス分である全体の給料が乗る(要するに前払のメリット)
  • 正社員は月の給料から実質ボーナス分が少しずつ削られている可能性がある。(払ってもらえないリスク)

派遣社員の全てがそうというわけではありません。一般職と比べてエンジニアはスキルがあるからこういう事になるのです。

会社が倒産したりリストラされたりすれば、当然ボーナスどころじゃありません。エンジニアに限れば、今はもう正社員のほうがリスクになっている可能性もあります。

派遣社員のITエンジニアのボーナスは出るときがあるが要注意【実質損するかも】

当然例外はあって、福利厚生の充実している派遣会社の中にはボーナスを支給している会社もあります。

ただし、結構条件が厳しくて、期間や努めている時間などなかなかハードルは高いです。

ただ、ボーナスが支給されたとしてもそこは正社員と仕組みは変わりませんので、どうしても月給は下がります。

ボーナスは月給と同じで基本的には稼いだお金から支払われる物というのがほとんどですから、ボーナスがあれば月給はその分下がると考えておいていいです。
派遣社員でボーナス制度がある場合はその点のメリットが少ないかもしれません。

ただ、もらったらもらった分使ってしまう!なんて人には正社員やボーナスがある派遣社員についてはある程度向いているのかもしれません。

本当に臨時収入が入ったため配る良心的な企業もありますが、かなり少ない

そういう会社もあるにはあるでしょうけど、私の経験上あまり見たことがありません。

ゲーム会社などで、特別売り上げが凄かった時などに聞いた事があります。

結論:ボーナス分は派遣社員になって先にもらうのも一つ

未来の状況なんてすぐ変わるので、現実的もらえるタイミングが一番早ければ早いほどいいです。

ITエンジニアで派遣社員になって稼ぐならいま

ITエンジニアならば、今はほとんど年齢は関係ありません。(多少関係ありますが)早ければ早いほど経験値も増えます。正社員がリスク少ないなんてもう昔の話です。

同じ作業を繰り返す派遣社員だとできるスキルが偏るので色んな仕事を経験すして経験値を増やしましょう。

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