派遣社員としてITエンジニアが働くのはアリ【かなり優位】
派遣社員としてITエンジニアが働くことはどうなのだろう。正社員みたいに安定はない気がするしボーナスもないけれどメリットがあるんだろうか?
この疑問に答えます。
本記事の内容
- ITエンジニアで派遣社員となる事のメリットデメリットを整理してみた 【メリットを6つ解説する。】
- ITエンジニアで派遣社員となる事のメリットが最大限になる方法は
順に説明します。
この記事を書いている私もフリーランスになる前に一時派遣社員として働いた事がありました。
現在は正社員、契約社員、派遣社員を経て、フリーランスになり、正社員の頃と比較しても継続して仕事を受注する立場になり生活も安定している状況です。
「派遣社員とか非正規雇用者とかの代表じゃん」、「賃金も安いからみんな正社員にしようってニュースもしてるでしょ・・」って思っていましたけど、実際の体験を通して「次の事を考えて行動すればエンジニアという職は継続して仕事が続く」ということが分かりました。
ITエンジニアで派遣社員となる事のメリットデメリットを整理してみた

メリット はこんな感じです。
- 残業時間がなくなり、自由な時間が増えた
- 働き方の自由度が高い(週3回などや1日の労働時間を減らす時短が選べる)
- 時給が高く、トータルで正社員より多く稼げる場合もある
- 違う案件をこなす事で多くの経験が短期ででき、スキルアップにつながる
- 専門職なので、仕事がなくなる事がほぼない
- いやな仕事はすぐ終われる
デメリットは以下の通り。
- 仕事がないと給料がない
- 税金関係は多少自分で処理する物が増える(少しだけ)
- 営業担当者に左右される(対策あり)
派遣社員のメリット① ITエンジニアでも残業時間がなくなり、自由な時間が増えた

当日急に残業をしてくれと言われると正社員だと断りにくい事も多いし、昇進に左右される場合もあります。
基本的に派遣社員は残業が基本的にはありません。一日の作業の時間コントロールが正社員よりもやりやすく夜に予定を入れやすいです。
終業時刻がはっきりしていると、その後に副業を入れやすい環境が作れますからダブルワークや在宅ワークで副収入も本格的に取り組めます。
派遣社員のメリット② ITエンジニアにしては働き方の自由度が高い(週3回などや1日の労働時間を減らす時短が選べる)

メリット①と同じ事ですが正社員なら、ほとんど間違いなく週5日勤務です。場合によっては週6勤務も。
派遣社員は最初からそういう形の仕事を選ぶ事が可能です。
一般事務などの仕事では、そういったリクエストは厳しいです。ほとんど仕事はないと思われます。でもITエンジニアの作業で内容にもよりますが週3勤務の作業などは結構あります。
週5日でも時短勤務などもあるしリモートワークもあります。スキル見合いではありますが、そういうワークライフバランスの取りやすい働き方として派遣社員は有効です。
派遣社員のメリット③ 時給が高く、トータルでITエンジニアの正社員より多く稼げる場合もある

場合によっては正社員のほうがボーナス合わせると高い場合がありますが、ほとんどの場合ITエンジニアの派遣社員は高時給の作業がほとんどです。
交通費がつかないという派遣社員のデメリットがあったとしても最近の正社員へのボーナス支給額の低さも見てもトータルでみても派遣社員のほうが高いのなんてザラです。
特にITエンジニアの時給は派遣社員の中でも群を抜いているので、派遣社員は給料が安い、なんて事は言えない職種です。
派遣社員のメリット④ 違う案件をこなす事で多くの経験が短期ででき、ITエンジニアとしてスキルアップにつながる

色んな案件をこなしたり、「ああ、自分には合わないな」と思う仕事はすぐやめる事ができるので、多種多様な案件の経験ができます。正社員の場合は同じ作業を何年もやることでその作業についてはとても詳しいかもしれませんが、それ以外では全く通用しない人間になってしまう事もあります。
ITエンジニアの場合、違う案件をこなす事で経験言語やアプリやOS、フレームワークなどの使い方を覚える事ができます。常に学習しようという気持ちがあれば、どんどん経験値がたまって次につながります。
派遣社員の メリット⑤ ITエンジニアは専門職なので、仕事がなくなる事がほぼない

今後、さらにインターネットのビジネスが加速していく中、中核をなしていく職種がエンジニアです。
ITエンジニアの需要はIT業界だけでなく、それを使うユーザー企業側にもたくさんあります。
派遣社員のメリット⑥ いやな仕事はすぐ終われる

契約期間が終われば終わり。何も気にすることはありません。失敗しても次に行けばオッケーです。
人間関係がこじれたりしても気にすることないです。お客さんに嫌われようが、その案件が終わればリセットできます。
正社員だとそうもいかず病む人が多いです。
派遣社員のデメリット① 仕事がないと給料がない

「自分はこれしかできません・・」という求人の仕方をすると厳しいです。
「自分のスキルはこれしかできませんが、他の言語を勉強中です。」とか、「コミュニケーションをとって、その案件でいろいろ吸収するつもりはあります。」という事を派遣会社の営業担当者にそれなりに伝えたら、多少違う技術だとしても紹介してくれる事もあります。
スキルを身につけたいから少し違う技術の場所でもがんばりたいという事を説明すれば営業担当も考えてくれます。中にはそういう事を面倒に思う担当もいますので、紹介してくれない場合は営業担当を変えてもらうか別の会社に登録するのもありです。
スキルを増やしていく事はとても重要で、自分のできる事を増やしていかないと継続してITエンジニアの派遣社員を続けていくのは厳しいです。
派遣社員のデメリット② 税金関係は多少自分で処理する物が増える(少しだけ)

基本的には長期間登録している場合はあまり正社員と差はありませんが、1年未満の場合だと確定申告をする必要があります。
ただ、街の小さなお年寄りだけでやっているお店ですら確定申告をしていると思えばそんなに難しい内容でありません。
仕入などはITエンジニアの場合ありませんので、税務署の確定申告作成コーナーで相談すればすぐ完成します。
先ほど書きました交通費も経費として収入から差し引く事ができたり、自分で控除をいくつか上げて、節税する事も可能です。
派遣社員のデメリット③ 営業担当者良し悪しで結構変わる

営業担当の良し悪しが、派遣先企業の良し悪しや関係構築に影響する事も結構あります。
その場合は営業担当を変更してもらう事は可能です。ただ、ちゃんと正当な理由が必要です。
「むかつくから変えて」と言ってもそれは難しいです。意思疎通が難しく業務に支障がでる細かい内容を伝えることでようやく交代が可能になる事が多いです。
どうしても交代せず良好な関係も作れない場合は派遣会社の登録を変えても問題ありません。派遣会社なんていっぱいあります。
まとめ:派遣社員のITエンジニアはけっこうメリット多いです。

最初はちょっと戸惑うと思いますが、最終的には慣れます。
まずは体験してみて、続けてみて、合わないと思えば就職してもいいかと思います。ITエンジニアの求人を見てください。全然あとで取り返しなんてできます。
あなたのITスキルは今から一番必要とされている物ですから。
ITエンジニアの派遣社員としてのメリットを最大限活かすには
残業をせず、色んな案件をこなし、スキルアップをして副業をする。次にフリーランスへの道へのステップとして派遣を無料のスクールと考えてみるのはどうでしょうか。
無料どころかむしろお金をもらいながら学ぶ事ができるのはなかなかありません。
まずはITエンジニアの派遣社員の求人を見てみてください。
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