フリーランスの仕事での提案の方法【より仕事を取れる方法】
フリーランスになろうか迷ってる人「フリーランスの仕事の提案方法ってどうしたらいいのかな。いざフリーランスになってもちゃんとできるか不安。」
そんな疑問に答えます。
フリーランス歴は10年以上で正社員から契約社員、派遣社員といろんな働き方を経験しフリーランスで生活をしている私の経験を元にお話しします。
本記事の内容
- フリーランスの仕事での提案は代替案から始まるとそこまで怖くない
- フリーランスの仕事では代替案の魔力が重要
- フリーランスの仕事での提案は代替案をいくつかテンプレートとして用意しておくのが良い
フリーランスの仕事での提案は代替案から始まるとそこまで怖くない
フリーランスの仕事をしていると顧客からの依頼で、「これ、どう見ても予算に入りきらないよ?」という事は結構あります。
例えば、素直に見積もり書くと40万円の見積とかになりますよね。
「予算20万円なだけどなんとかならない?次の仕事も出すからさ」って言われたらどうしましょう?ですよね。とか言われたらどうしよう・・。
このあたりをフリーランスになる前に心配しているかと思います。
取るべき選択肢は2つですよね
- 次の仕事もらえるかもだから頑張ってうけるか・・・
- 見積40万円を20万はさすがに無理
頑張って請けた場合は、実はこれかなり危険です。
自分にとって収益性のある仕事や、実力を示すための仕事ならわかりますが、単純に次の仕事のための半額というのはどちらかというとNGです。例外もありますが。
次の仕事は普通に料金をもらえる可能性ももちろんありますが、その次にまた値下げ交渉されたり、ひどい場合は次も半額での依頼でとかありえます。とてもじゃないですけどジリ貧です。
では、無理とスッパリ断るか。
これもNGです。もちろんこの案件はここで終了ですが、またこの顧客からの次の依頼があるかというともうないと思っていいです。
次の仕事も「どうせあそこは高い」と思われたままになりますから、発注担当の気持ちになれば、あえてあなたに頼むよりも他の業者を探します。
ではどうですればいいのか。
フリーランスの仕事では代替案の魔力が重要
フリーランスの仕事では代替案を出す事が、かなりあります。と言うか、ほとんどの案件にそういう提案をする事が多いと思います。
たとえば先ほどの40万の仕事を20万で依頼された場合どうですればいいかというと、
20万でできることを考えます。
お願いされた内容を途中まで20万円分やるという意味ではないです。
例をあげますと
- 機能は不足するが一部を実現できる事
- 機能に代わるツールや作業方法、効率化をサポートする事
20万円でおさまる作業をピックアップしてあげましょう。
場合によっては多少超えても構いません。
重要な事は「別の方法を考えて伝えてみる」、という事です。
「無理です」、と言い切るよりも、「ならばこういう方法がある」という回答をすると、
担当者としては、ちゃんと考えてくれた、という印象が残ります。
これすごく大きくて、提案された側は心理的にその提案に返事を返さないと、という誘導が起こります。
その効果があるだけでも、無駄な作業にはなっていないんです。
先に作業した「結果」を 相手に 提供する事が、結構重要で、こういう場合、今回はダメだったとしても次回の依頼対象に入る事って結構あるんです。
ぶっちゃけ最初の「無理です」だけの返事よりもこのほうが次回に依頼をしてくれる対象には全然入ると思います。少し提案するだけ、たったさおれだけで、考えてくれる業者だと認識してくれるのは大きな受注チャンスです。
フリーランスの仕事での提案は代替案をいくつかテンプレートとして用意しておくのが良い
とは言うものの、毎回毎回、何か工夫を考える時間を取るのにはちょっともったいないので、代替案のテンプレートは用意しておきましょう。
まずテンプレートとするのは作業のメニュー化をすると良いです。
タリフ(料金表)化とも言います。
ぶっちゃけ簡単に言うと、喫茶店でコーヒーを飲む時、SかMかLにするか、そんな気分でいいです。
例えばサイト制作ワードプレスを使ったとします。
ワードプレスを使ったお店サイトの作成で
- ワードプレス設定インストール、カスタマイズ、データ作成は範囲外
- 1に加え、テンプレートは既存の中のものを使用、企業情報のデータ投入まで、画像は提供必要
- 1に加え、テンプレートは購入、企業情報のデータ投入まで、画像は提供必要
- 1に加え、デザインはフルで作る
こういう形でユーザーに作業を引き継ぎやすい方法でメニュー化をします。
1~4でかなり作業量、違いますよね。
会社員で働いていた時と違って、こういう裁量できる権利がフリーランスです。
まとめ
- 依頼を額面通りできるできないで断らない。
- 代替案を提示しよう。
- 代替案をメニュー化しよう
フリーランスとして仕事を始めた最初なんてそれがわからず、次の案件になかなかつながりませんでした。
でも、そんなもんと思っていてください。
ユニクロの柳井社長は1勝9敗と言っています。あんな大企業の社長ですら9敗です。
失敗なんてなんとも思わないマインドのほうが重要です。1回で受注とかほとんどありません。
見積依頼は受けるけど、なかなか受注しない・・・という風に。
だいたい、最初はそんなもんです。ほとんど受注できません。
それでフリーランスになるのが嫌になりそうなら、最初から営業を委託してみましょう。
フリーランスのエージェントという営業を代行してくれるようなサービスです。
エージェントが顧客との間に入って仕事を紹介してくれるので、最初のわずらわしい見積もり提案作業は少ないと思います。
ただ、常駐案件も結構多いので、
完全に仕事を受注したといっても、派遣社員のちょっと上位版程度になってしまう事は注意してください。
いざ仕事が入らないというタイミングで登録するよりも、今の段階で登録しておく事をおすすめします。
理由は3つあって、
- 登録したもすぐにエージェントから声をかけられない場合がある
- たとえ案件に応募しなくても、案件情報がメールで流れてくるからチェックしておける
- 登録は無料
後で登録して声がかかってからさらに準備して・・という時間をしっかり短くするならば。フリーランスになる前の今の段階で十分登録を先にしておくメリットは大きいです。転職の際にも参考になりますから、早いうちから案件情報をもっておくのは今の仕事場との比較にも発言にも使えます。
フリーランスになるための相談を受ける事やフリーランスになるための支援をしてくれるサイトも中にはあります。これだけメリットを考えれば、まぁ登録しておいて損になる事なんてないでしょう。
- レバテックフリーランス:会員登録無料。高単価多め。エンジニア経験者なら情報収集したいだけでも登録可能。フォロー部門もありサポート体制が充実
- 【ギークスジョブ】:無料で登録可、エンジニアとして最低2~3年以上経験あるなら高単価。仕事がないブランク期間なしをアピール。キャリアコンサルタントもつくき高単価が多い。各種勉強会やセミナーも開催。講師などの副業支援も、コミュニティも充実。
- PE─BANK:登録無料。登録者の年齢層が比較的高く、安定感のあるサポートが特徴。
- 【midworks】: 登録無料/社員と同等の保険半額折版や賠償責任保障もついており税務のサポートも。
うまく受注ができない時などに今から備えておくといいです。いざというとき、今でも、急な転職にでも使えますからね。
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