プログラミングで仕事をするならクラウドの知識は必須です【知らないと結構致命的】
駆け出しエンジニア
プログラミングは学習しようと思うけど、クラウドって知識は必要なのかな・・?プログラミングとちょっと親戚みたいだけど・・。
そんな疑問に答えます。
本記事の内容
- プログラミング技術と同じくらいクラウド技術は同じくらい必須
- プログラミングを仕事にするならクラウドを知らないと採用で差が出る。【求人量も結構違う】
- プログラミングのためにクラウドを知らないとこれから先、割と苦労する
- クラウドを知るために個人でできる事は?
目次の時点で結構厳しい事を書いていますが、知らない人もこうすればいけるよ、というのも書いています。
プログラミングを始める前の人もそうですが、実際仕事でクラウドに触れる機会のないエンジニアにも正直なところ、すごく関係ある話です。
プログラミング技術と同じくらいクラウド技術は同じくらい必須
そもそもクラウド技術って何?から始まってしまうかもしれませんので簡単にそこから説明します。
Webサイトを作ったり、スマホアプリでログインしたり買い物したりするためにはサーバーが必要です。ここはわかりますよね。
スマホの中で何かが動いてるわけではなく、遠く離れたサーバーが計算したり情報を検索したり登録したりしています。これもわかると思います。
例えばネットショップで買い物をする時、実際の商品を買うときは「買った!」って情報はそのスマホの中に見えていますが、「買ったよ情報」はネットショップのサーバーへ飛んでいます。
それって昔はネットショップの会社とか「データセンター」と呼ばれる場所にサーバーが置いてあって、そこにデータを保管して計算したり登録したりしていました。
でもそれって電気代も場所代もサーバーが壊れたら交換したりなど結構お金がかかっていたんです。
クラウドはそれをさらにいろんな場所にある会社のサーバーを全部集めて、一カ所に集める事によって、場所代も通信台も安くして、サーバーもメンテナンスをする専門家が集まってすごく効率化した物なんです。
そうする事でネットショップなど会社のサイトを運営している会社は、その処理をするプログラムだけ作ればサーバーとかネットワーク事を気にしなくてよくなりました。
これが簡単に言うとクラウドです。
じゃあプログラミングだけでいいじゃん。
そう思う事も無理はありません。だって、今のゴリゴリのITエンジニアの中にもそう考えている人は少なくはないんです。
「サーバーレスだからプログラミングに集中できる!」
これITエンジニアへのクラウド会社の売り文句です。
実際そういうトレンドになってきています。ですが、そういうエンジニアばかりになってしまうと
- プログラム置くためのクラウドの準備は誰がするのか?
- クラウドのどのシステムにプログラムを置くのが適切なのか。
- 負荷を分散させるためのクラウドの自動に拡張するにはどうしたらいいのか?(オートスケール)
プログラムだけしていてはこのような知識や技術、見識は正直なところ厳しいです。
でも誰かは設定作業をしないといけません。クラウド会社のエンジニアはそういう仕組を作ってますからね。
そんな時にその技術があればどうでしょうか。全然違います。 クラウドを操作する上で、現にその特性を知っているエンジニアは大量データ、大量アクセスのあるようなサイトでなくても、現在会社やデータセンターにあるシステムをクラウドに移すためには必要不可欠になっています。
プログラミングを仕事にするならクラウドを知らないと採用で差が出る。【求人量も結構違う】
たとえば、ここAさんとBさんがいます。
Aさん
- プログラミングはバリバリできる。プログラムもBさんより全然できる。
- クラウドの技術は全然わからない。
Bさん
- プログラミングはほどほど。調べながらなんとかギリこなせる。
- クラウドは自分で触った事があるからある程度わかる。
二人がいるとして、クラウドにシステムを作りたい人はどちらに依頼したいでしょうか。
答えはBさんです。
Bさんがいれば、クラウドにアプリを載せて動かすところまでたどり着けますが、 Aさんの場合はクラウドの設定ができないからもう1人別にクラウドの設定をお願いしないといけないからです。
プログラミングができる人はそこそこ見つかりますが、パブリッククラウドに接している人はまだまだ少ないのが現状です。
もっと簡単な例えにします。
Webデザイナーさんが2名いたとします。自分がつくるプログラムの結果を表示するページを作ってくれます。
- プログラミングを知っていて、プログラミングに合わせてくれるWebデザイナーさん
- プログラミング は何も知らないから内容をプログラムで表示しにくいデザインしたのかどうかわからないデザイナーさん
とだったら、あなたはどっちにお願いしたいですか?
そうなんです。
何事も付加価値です。同じ作業ができる場合、付加価値があったほうが、「じゃ、そっちに頼もうかな」と期待してくれます。
プログラミングのためにクラウドを知らないとこれから先、割と苦労する
これはSI業界(システムインテグレーターという 大手メーカー系のIT企業 )に言える事なのかもしれませんが、Web業界と言われるモダンな技術を使う業界よりもクラウド技術に触れにくい事が多いんですが、
セキュリティを重視するあまり、SI業界はまだまだパブリッククラウドの利用率は低いです。
つまりそれだけ仕事として触れる機会が少ないので、世の中がどんどんクラウドで進んで行っている中、 オンプレミスと呼ばれる自社や自社のデータセンターにサーバーがあるという環境での開発ばかりになってしまう事も多いです。
そうなると、いざクラウドの仕事だらけになった時、どうしよう?という事になるエンジニアは多いです。
クラウドを知るために個人でできる事は?
それは簡単です。簡単です。触ればいいだけです。
どうやって触るの?ってなりますが本当に家でも触れるんです実はそのクラウド。
AWS、GCP、Azureというパブリッククラウドと呼ばれるクラウドは、実は個人でも使えます。
最初登録したら無料期間がありますので、アカウントを取得して実際使ってみるといいです。
基本的なアカウントの取得や、使い方についてはネットの情報が結構そろってきていますし、Youtubeで実際操作しながら説明している動画もあります。
電車で動画学習してパソコンの前では作業をしてみる、というのも一つかもですね。
クラウドにRubyをインストールして動かしたり、Wordpressでもいいんでインストールして動かしてみるなどすると、それだけでもかなり知識を手にする事ができると思います。
早め早めにクラウドの時代に対応できるようにして有利に進める事をおすすめします。ほんとに真剣に。
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