派遣社員は楽で副業には最適かもしれない話【終身雇用終了で差がなくなった】
就職悩んでいる人「派遣社員に比べて正社員は残業多いな・・責任の重たい仕事も多いし・・本当に正社員がいいのかな。 」
そんな疑問にお答えします。
私は新卒正社員でIT企業に入社しましたが、なかなかのブラックぶりで退社、その後、契約社員から派遣社員を経てフリーランスとなりました。 その経験を踏まえてお話します。
この記事は、どちらかというと 契約社員か正社員かどちらがいいのかとか、派遣社員は比較的楽なのかというよりは 本業をちゃんと定時内で終わらせて、
夜は自分の時間や副業に充てて お金稼ぎをしたいというポイントに焦点を当てています。
派遣社員はというと確かに景気が悪くなったり、雇用が足りてきたりすると正社員よりまっ先に解雇されます。
しかしその他のポイントとして、本当に派遣社員ってリスクしかないのかというとそうでもないです。
もちろん今と比べて過去の正社員というのは、かなり強固に守られてきましたが、今は少しずつメリットがなくなってきています。
最近では正社員の保障であるはずの特典が徐々に壊れていきています。
- 退職金が減(なくなりかけている)
- 終身雇用が崩壊
- 年功序列の崩壊
- 黒字なのにリストラ
このように昔よりも正社員のリスクも結構上がってきています。
派遣社員はというと、 相変わらず
- 退職金はなし
- 終身雇用はなし
- 年功序列はなし
- 黒字なのにリストラ
こんな感じです。でもよくよく見比べると、あんまり変わらない気がしてきました。
本記事の内容
- 派遣社員が楽かどうかは職種次第
- 派遣社員で楽な仕事の場合はびっくりするくらいホワイト
- 派遣社員と正社員で将来性の差がなくなってきている
- 派遣社員のデメリットも当然ある【ただし限定的】
派遣社員が楽かどうかは職種次第
派遣社員は基本的に残業がありません。
そういう意味では正社員のように残業が基本あるような所よりは残業が少ないのですが、業界によっては残業が派遣社員も等しくある場合もあるので事前に調べる事はとても重要です。
じゃあ、行ってみてからなのかというとそういうわけじゃありません。
派遣会社に前もって言っておけばそれでOKです。
- 残業が多い仕事かどうかは要確認
- 残業が多いかどうかは派遣会社に登録する際、残業はできない旨をはっきり言っておこう。
派遣会社も様々な働き方があるので、「残業したくない」という事がワガママとか思う会社はないと想います。
確かにそういう部分で仕事の範囲が狭まる場合はありますが、 残業してでも仕事につきたいかどうか、によって人それぞれの働き方かなとは思います。
あくまで、残業せずに副業する時間を作ろう、という事になると、そういう方法があるという事になります。
派遣社員で楽な仕事の場合はびっくりするくらいホワイト
残業なしだと、定時以降の時間の使い方はかなり自由になります。
残業がある場合は、もともと自分がないと思っているのに、いきなり残業入る場合ってありますよね。
そうなると例えば誰かに合って、講師のような副業は必ず行かないといけないので、そういう副業を継続するのは厳しいです。
反対に、責任のある仕事とか、時間外の仕事などは反対に任されない事は理解が必要です。
そういった部分で力を発揮したいとなると、やはり働き方としては派遣社員は不向きです。
定時内の仕事をきっちりして、それ以外は全て自分の時間につぎ込んで何かをしたいと思うとするのならば、という事ではありますが、
派遣社員というポジションは結構ホワイトです。
派遣社員と正社員で将来性の差がなくなってきている
- 退職金が減(なくなりかけている)
- 終身雇用が崩壊
- 年功序列の崩壊
- 黒字なのにリストラ
これだけあって正社員が確実に得であるというのはちょっと今は言いにくいです。ボーナスを入れたとしても場合によっては契約社員の給料の単価から考えて負ける場合もあります。
派遣社員と正社員の、最終的に最後までいれるかどうかというのはそこまで差がなくなっています。
派遣社員のデメリットも当然ある【ただし限定的】
もちろん最初にリストラにあうのは派遣社員です。単純な労働のみの職業ですと、他の仕事先で使えないスキルばかりになる可能性があります。
単純作業の派遣社員は一番危険で、今の仕事先でないと通用しないスキルならば、次の仕事先ではまた何も知らない人になってしまいます。
ここは自分のスキルをちゃんと身に着けれるような作業を選んで派遣社員として働かないと危険です。
仕事が途切れない派遣社員になるには
- できるだけ色んな場所を経験する事
- 終業時間中は自分の能力を最大限発揮して過剰なくらいサービスしておく事
- どこでも使えるスキルを身に着ける
できるだけ色んな場所を経験する事
同じ場所での派遣社員の作業は新しい事を覚えられません。派遣社員として仕事をするのではあれば、できるだけ別の仕事をたくさん経験する事が望ましいです。経歴書が短期の仕事ばかりになる、というのは今では特に気にしなくていいです。ただ、確かに数日というのを転々とするのはさすがに印象はよくないです。
終業時間中は自分の能力を最大限発揮して過剰なくらいサービスしておく事
派遣社員として次の仕事を手に入れるためには評判は良いにこした事がありません。副業に意識が行き過ぎないようにメインの仕事はきっちりこなした上で定時退社を厳守していきましょう。後々新しい仕事の紹介にもつながります。
どこでも使えるスキルを身に着ける
ここが一番重要です。確かに場数で経験を増やすというのは一つの理屈ですが、いつまでも体力勝負だとか単純な事務作業だとかではずっとはやっていけません。
副業にもつながるのですが、スキルと何か身に着けて、その会社の名前や物資がないと仕事ができないという所から脱出しましょう。
自分の体一つで何かできる技能です。
何かを教える技術や、写真、動画の編集やプログラミングなど、その会社に頼らないスキルでどこでも通用するようなスキルです。
「そんな事言ってもノースキルだし・・」という人は多いと思います。
ノースキルから始めるようなスキルの必要な仕事ってなんでしょう。
弁護士や医者や何かしらの技師は資格試験が必要ですし、年数とかも必要です。1から始めるにはちょっとしんどいですね。
そういう人にはプログラミングがたぶん一押しじゃないでしょうか。
プログラミングなんて・・と思う人も多いと思いますが、資格も必要なく、プログラミング技術もピンキリで、お金をまずは数万円だけでも稼ぎたいなと思ったら、未経験から少し勉強したレベルでも仕事の数はあります。
まとめ
まぁ、このへんは少し脱線しましたので話を元に戻しますと
- 派遣社員は残業のリスクが低い
- 正社員と比べてスポット雇用が多いので単価は高い
- 定時に帰って副業をする
派遣社員は 今の時代に 結構フィットしています。
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