バックエンドエンジニアの将来はプログラミングの仕事をする上で割とおすすめ【生き残り戦略】
バックエンドエンジニアって将来がないって言うけど本当なのかな・・フロントエンジニアのほうがいいのかな・・言語もいっぱいあるし。
たくさんありすぎてわからないし。
そんな疑問に回答します。
本記事の内容
- バックエンドエンジニアの将来はプログラミングの仕事の上でメインにしておくと割と明るい【生き残りやすい】
- バックエンドエンジニアの将来はフロントエンドと比べてちょっと安定する【そのかわり努力と環境も必要】
最近のエンジニアはバックエンド、とフロントエンドと分けられる事が多いです。
実はそんな単純ではないんですが、とりあえずそう大別される事が増えました。
私も大規模システムのフロントエンド・バックエンドの両方を経験した体験を元にお話します。
今、受けている仕事もバックエンドの仕事が多いですが、なぜ将来的にバックエンドエンジニアがいいのかの点についても話したいと思います。
プログラミングの仕事は大きく最近は2つに分けられる
最初に簡単に2種類のエンジニアの内容を説明します。
フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアという種類にわかれます。
ネットワークエンジニアやデータベースエンジニアというのもありますが、基本的にはそれらはバックエンドエンジニアやインフラエンジニアになります。
その部分については別の機会に書きたいと思います。
アプリケーションを作るという点においてフロントエンドとバックエンド、と分けるように呼ばれています。
フロントエンドエンジニアの仕事とは
WEBサイトの場合、HTMLやCSSやJavaScriptなどブラウザで表示される内容です。
開発会社によってはスマホアプリのエンジニアについてもフロントエンドエンジニアに入れる場合があります。
バックエンドエンジニアの仕事とは
Java、Ruby、Go、PHPなどのサーバーサイドプログラムやデータベースを利用して主にユーザーが使う端末ではなくサーバー側で動くプログラムになります。
バックエンドエンジニアの将来はプログラミングの仕事の上でメインにしておくと割と明るい【生き残りやすい】
確かにバックエンドエンジニアに比べて、フロントエンドエンジニアは人気の分野です。でも、人気があるという事はその分人が多いです。
さらに最近のWebデザイナーはある程度のコーディングもできて、競争相手が多いです。
と、ここまではありきたりですが、ここからフリーランスのエンジニアである私の見解になります。
フリーランスエンジニアでもそうですが、企業の社員として働いているエンジニアでもそうですが、納品時の依頼元のチェックで一番再修正の依頼の多いものはインターフェースの改修です。
つまりどういう事かというと画面に見えている「文章」や「ボタンの配置」、「色」などはけっこう変更をして欲しいと依頼が多いです。
しかも何か客観的な原因から解決方法が確定している変更ではなく、使いやすそうだからこっち変えてほしい、という要求が多く、変更の依頼が何度か起きる可能性が高いです。
しかし、このような改修が何度も起きる場合、けっこうモチベーションが下がるもんです。
フリーランスで仕事をしている場合、これで追加費用がもらえない場合も多いので、発注元とある程度回数や内容について合意ができないとトラブルの元にもなります。
バックエンドエンジニアの場合は修正依頼というのは客観的な根拠が多いです。
バックエンド、すなわち「サーバーサイドで動く計算処理の仕方」の変更、「判定」の変更、「ログインなどの認証」の変更などです。または数値的に「処理速度の向上」など負荷に対応する変更などです。
つまり客観的に結果の反映が明らかです。
客観的な結果が明らかという事は、それが達成したらひとます終了。って事です。
そりゃ再修正の回数が明らかに減ります。
つまり違う依頼をしてきたら、それなりに追加のお金をもらいやすいという事です。
次にフロントエンジニアよりも人気が若干少ない、かつWebデザイナーは明らかに踏み込めない領域なので競争率も比較的低いということは、
「バックエンドエンジニアは単価が高い案件が多い」という理由にもなるのです。
ぶちゃけるとざっくりと感覚ですが10万円くらい違う場合があります。
バックエンドエンジニアの将来はフロントエンドと比べてちょっと安定する【そのかわり努力と環境も必要】
プログラミングスクールではほとんどがフロントエンドエンジニアの養成が多いです。
まず最初に勉強するHTMLもフロントエンジニアの領域です。
いきなりバックエンドに進む人はさすがに少ない分、参入しにくい分野になれるという事です。
ただ、負荷分散などはけっこう大規模アクセスが起きている会社などで働いていないと経験を積めないので、バックエンドエンジニアを進めていく場合は人気のあるサービスを開発している企業に入るなどして経験をまず積んでからのほうがいいかと思います。
小さい会社やサービスがそこまで人気が高くない場合、高負荷な環境が近くにないとそういう知識がたまりません。
結論:フロントエンジニアよりバックエンドエンジニアのプログラミングを仕事にするのがおすすめ(とは言うものの)
- できるエンジニアが比較的少ない
- すなわち比較的高単価
- 修正依頼が比較的少ない
- 今後参入してくる数もフロントエンドより少ない
フロントエンジニアは確かに目に見える部分なので花形と言えます。
フロントエンジニアはフロントエンジニアでメリットもあります。
全ての人にバックエンドがおすすめというわけではありませんし、どちらかの知識やスキルがあるよりも両方しっておくべきだと思います。
それにバックエンドエンジニアもフロントエンド同様、クラウドなど技術の更新が激しい事には変わりません。
日々の勉強は同じく必要です。
今後の将来性からも考えて、これからエンジニアになろうとしている人は、ひとまずバックエンドエンジニアの仕事をのぞいて見てはどうでしょうか。
個人的にはバックエンドエンジニアをプログラミングの仕事としては、けっこうおすすめします。
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